2022年は「米国株」のインデックス投資は儲からない!FRBがインフレ対策で金融引き締めを行う今年は出遅れ感が強い「石油・銀行・旅行」関連株に注目!|世界投資へのパスポート|ザイ・オンライン
米国在住のアナリスト広瀬隆雄さんが解説! 今FRBは一刻も早く利上げをしたいです。債券買入プログラムを3月までに切り上げ(=テーパリング)、その後、ただちに利上げに入る意向が表明されています。こうした予想以上に“タカ派”なFRBのメッセージを、市場は厳粛に受け止め、2022年に入って最初の5立会日(1月3日〜7日)のS&P500指数のパフォーマンスは、−1.9%でした。幸いなことに現在の米国の株式市場を見ると、テクノロジー株のように「べらぼうに割高に買われている銘柄群」とバリュー株のように「割安で放置されている銘柄群」がハッキリしています。つまり、ここは下げ相場でも下落幅が小さい「割安で放置されたバリュー株」で守りの戦に徹するのが一番です。